チン・ドン・ジャラーン

2024年01月18日

お葬式を初めて見た時、
お寺様が突然大きな音を
出していたことに
驚きました。


「お葬式ってこんなに賑やかなんだ」
と思いました。

この
「チン・ドン・ジャラン」の儀式
を鼓鈸(くはつ)といいます。

この鼓鈸を行う宗派は、
曹洞宗と臨済宗です。

鼓鈸は、
「お釈迦様が亡くなった時、
村人たちが持ちよった楽器を
鳴らして別れを惜しんだ」
ことが由来とされています。

チーン→インキン
チン・ドン・ジャラーン

ドン→太鼓
チン・ドン・ジャラーン

ジャラーン→鉢
チン・ドン・ジャラーン

大昔、村人たちは
お釈迦様との別れを惜しんで
一生懸命楽器を鳴らしました。
それが儀式として残り続けています。

現代では、
大切な人を送る方法は
多様化しています。

故人様が好きだったものを
沢山用意して、好きだった曲や
お祭りのお囃子などを流して、
生前に取り組んでいた趣味や物事、
作品を展示したり・・・

ご遺族様の「想い」を

「カタチ」にしたいと思っています。

大切な人を送る方法は
多様化していますが、

その「想い」は大昔から
変わっていないのだと感じました。

萌子


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